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◇不動産コラム◇一括査定サイト、本当に使える?~その2~ 

前回のコラムに引き続き、今回は一括査定サイトのデメリットについて詳しく解説します。

一括査定サイトのデメリット

  1. 知らない不動産業者に情報が渡ってしまう
  2. 複数の業者からの連絡が煩雑
  3. 相場より高い査定額が提示される

それでは、一つずつ見ていきましょう。

 

1. 知らない不動産業者に情報が渡ってしまう

 

前回のコラムでも触れましたが、一括査定サイトは、登録している不動産業者に情報が配信されます。

そのため、どの業者に情報が届くかは事前には分かりません。

もし、口コミや評判が悪い業者に情報が渡った場合、強引な営業やしつこい提案を受けて、不快に感じることがあるかもしれません。

不動産を売却するなら、信頼できる業者に任せたいですよね。

 

 

2. 複数の業者からの連絡が煩雑

 

これは一括査定サイト利用者の宿命とも言えます。

例えば、愛車売却の際にも複数の業者から見積もりを取れるサイトを利用すると、多くの業者から電話がかかってきます。

同じことが不動産一括査定サイトでも起こります。

不動産会社に直接行く必要はありませんが、電話でのやり取りは避けられないため、忙しい時期や仕事中に利用するのはお勧めできません。

 

 

3. 相場より高い査定額が提示される

一括査定サイトは「最高額で売却できた」といった宣伝をしていますが、これは一見すると良いことのように思えます。

しかし、実際には罠が潜んでいます。査定額は成約額ではありません。

不動産には定価はないものの、相場は必ず存在します。

相場よりも高い価格で売り出すと、売れ残る可能性が高く、結果として相場を下回る価格で売却する羽目になることがあります。

 

次に、高額査定を行う理由について説明します。

多くの売主は高額での売却を望んでいます。

例えば、A社が1200万円、B社が1400万円、C社が1600万円の査定額を提示した場合、ほとんどの人がC社を選ぶでしょう。

これは、高く売れる方が良いからです。

しかし、C社の目的は売却するためではなく、売却依頼を受けるための高額査定です。

売却依頼を受けることで売上が見込めます。その後、実際には売れないため、徐々に価格を下げていくという手法を取ります。

冷静に考えれば分かることでも、自分が当事者になると欲が出てしまい、損をしてしまうことがあります。

 

まとめ

二部構成で一括査定サイトのメリットとデメリットを解説しましたが、知識がないまま利用すると損をする可能性があります。

正しい知識を持つことで、一括査定サイトを最大限に活用することができます。

住まいるエージェント(株)萬屋では、【倉敷市】【岡山市】【早島】の不動産売却に関する知識や情報を提供しております。お気軽にご相談ください。

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