◇不動産コラム◇心に響く不動産営業の効果的な言い回し
この記事では営業活動の中でお客様との会話に使う言い回しを紹介します。
基本的に、嘘をついて購入や売却を促すのは避けるべきで、事実を伝えることが最も重要です。
しかし、その中でどのような言葉や表現を使えば、お客様に響くのかを常に考えています。
表裏一体の考え方
「表裏一体」とは、二つの物が表と裏のように密接で切り離せないことを意味することわざです。
「表裏」は「おもてとうら」、「一体」は「切り離すことができない関係にある」という意味です。
例えば、人間の性格における長所と短所、物事の良し悪しなど一つの事柄に対して二つの側面があることを言い表しています。
参考先:実用日本語表現辞典
この考え方を不動産に置き換えると、ある人にとってのメリットが他の人にとってのデメリットになることがあり、その逆もまた然りです。
そのため、良い点と悪い点をバランスよく伝えることで、購入や売却の意欲を引き出すことができます。
トーク集(言い回し)
以下に、具体的な言い回しをいくつか紹介します。
土地が大きい(広い)
- メリット:ガーデニングや子供が遊べるスペースが確保できます
- デメリット:固定資産税が高くなり、庭の手入れが大変です
建物が小さい
- メリット:修繕箇所が少なく費用を抑えられ、家族で会話する機会が増えます
- デメリット:入居人数が多い場合、部屋が足りなくて困ることがあります
土地の形状が良くない
- メリット:形状が良くないため、通常より安価で購入できます
- デメリット:家の配置に制約があり、デッドスペースができることがあります
どん突きにある不動産
- メリット:交通量が少なく、小さい子供がいても安心です。また、通常より安価で購入できます
- デメリット:車の出し入れが大変です
築年数が古い
- メリット:自分好みにリフォームできる楽しみがあります
- デメリット:旧耐震基準の場合、地震に弱いです
他にもさまざまな言い回しがありますが、最も大切なのは、事実を伝える際にできるだけ魅力的に表現することです。
中には、良いことばかりを伝える不動産営業マンもいますが、その際は悪い点も教えてくださいと尋ねてみましょう。
悪い点を教えてくれない営業マンからは、不動産の購入や売却は避けた方が賢明です。
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