◇不動産コラム◇~指定避難場所の確認をして、いつでも備えを万全に~
2024年8月8日、気象庁は南海トラフ巨大地震に対する「注意」を呼びかける臨時情報を発表しました。
この情報は、地震の発生リスクが高まっていることを示唆し、多くの人々に大きな緊張をもたらしました。
しかし、10日ほどが経過し、今回大地震は発生しませんでした。
それでも、「今回は何も起こらなかったから安心」という考え方は危険です。
日本は地震大国であり、いつ、どこで大地震が発生してもおかしくない現実があります。
私たちができる最善の準備は、指定緊急避難場所や指定避難所についての知識を再確認し、家族や地域とともに
避難計画を確認することです。
指定緊急避難場所と指定避難所の違い
指定緊急避難場所と指定避難所の違いについて再確認しておきましょう。
指定緊急避難場所とは
地震や津波、火災など、命の危険が迫る際に一時的に避難する場所を指します。
災害の種類によって避難するべき場所が異なるため、地域ごとに指定された緊急避難場所を確認しておくことが重要です。
指定避難所とは
災害が発生した後、家に戻れなくなった場合に生活の拠点となる場所です。
指定避難所には、生活必需品が備えられている場合が多く、避難期間が長引いた場合に備えて、適切な準備が行われています。
倉敷市の指定緊急避難場所と指定避難所は倉敷市HPの総務局の防災危機管理室のページから確認することが出来ます。
今回、南海トラフ巨大地震は発生しませんでしたが、未来において同様の状況が再び訪れる可能性は十分にあります。
地震は予測が難しく、突然訪れるものです。そのため、私たちは「いつ起こってもおかしくない」という意識を持ち
日常生活の中で備えをすることが求められます。
具体的な行動としては、
1.家族で避難経路を確認する。
2.非常持ち出し袋を準備する。
3.地域の避難訓練に参加する。
ことがなどが挙げられます。
私たちの命を守るために、指定緊急避難場所や指定避難所についての情報を
しっかりと把握し、将来のリスクに備える準備を整えておきましょう。
不動産購入と防災の観点
不動産を購入する際、多くの方が立地や価格、家の間取りなどに目を向けます。
しかし指定避難場所や地域の防災対策も重要なポイントです。
住まいは家族の安全を守る場所であり、災害時には命を守るための拠点となります。
例えば、家族全員が避難しやすい場所に住んでいるか、避難所までの距離やアクセスは良好かなど
購入前に確認しておくことで、より安心して暮らすことができるでしょう。
住まい選びで安心を手に入れる
不動産購入は人生における大きな決断の一つです。
防災の観点からも、指定避難場所が近くにある物件や、安全性の高いエリアを選ぶことは、将来の安心につながります。
また、自治体が提供している防災マップを活用して、地域のリスクを事前に把握することも大切です。
住まいるエージェント(株)萬屋は、ただ不動産購入をサポートするだけでなく、
安心して暮らせる住まい選びのサポートをしています。
あなたとご家族が安心して暮らせる住まいを、一緒に見つけましょう。