◇不動産コラム◇空き家の電気・水道は止めるべき?維持管理の正解
初回更新日:2026年2月16日
📌 目次
- 電気は止めるべき?止めないべき?
- 水道は止めるべき?通水が必要な理由
- ガスはどうする?停止してよい設備
- 空き家の維持管理で最低限やるべき5つのこと
- 売却を考えている場合の注意点
- まとめ:空き家管理の正解とは
1. 電気は止めるべき?止めないべき?
■ 結論:電気は止めない方が良い
空き家の劣化を早める最大の原因は「湿気」と「通気不足」。
電気を止めると、除湿・換気・防犯対策ができなくなり、家の傷みが早くなります。
● 止めないメリット
- 換気扇・除湿機が使える
- カビ・湿気対策ができる
- 夜間の点灯で防犯効果
- 点検時に照明が使える
● 止めるデメリット
- 湿気がこもり、カビ・腐食が進む
- 防犯上「無人」が分かりやすい
● 最適解
最低限の契約で継続し、管理時に使える状態を保つ。
2. 水道は止めるべき?通水が必要な理由
■ 結論:水道は止めない方が良い(通水が必須)
水道を止めると、排水トラップの水が蒸発し、下水臭・害虫・配管劣化 が一気に進みます。
● 止めないメリット
- 悪臭・害虫を防げる
- 配管内部の乾燥を防止
- トイレ・浴室の劣化を防ぐ
- 売却前のクリーニングが容易
● 最適解
月1回の通水(1分程度)+ トイレの水を流す。
3. ガスはどうする?
■ 結論:ガスは停止でOK
- 基本料金の節約になる
- 再開も比較的簡単
- 日常的に使わないなら停止で問題なし
4. 空き家の維持管理で最低限やるべき5つのこと
・月1回の換気(30〜60分)
・月1回の通水(キッチン・洗面・浴室・トイレ)
・庭木・雑草の管理
・郵便物の回収(防犯対策)
・外観チェック(屋根・外壁・雨樋)
倉敷市・福山市でも「管理不全空家」の指定が増えており、
管理不足は 固定資産税の優遇解除(最大6倍) のリスクがあります。
5. 売却を考えている場合の注意点
- 電気・水道が止まっているとクリーニング費用が高くなる
- 内覧時に「暗い・カビ臭い」は致命的
- 管理状態が悪いと査定額が下がる
- 売却前の準備がしにくくなる
売却予定があるなら、電気・水道は止めない方が圧倒的に有利。
6. まとめ:空き家管理の正解とは
- 電気 → 止めない方が良い
- 水道 → 止めずに通水が必須
- ガス → 停止でOK
- 月1回の換気・通水が家を守る最重要ポイント
空き家は「管理の良し悪し」がそのまま資産価値に直結します。
FAQ(よくある質問)
Q1. 電気を止めるとどれくらい劣化が早くなりますか?
湿気がこもりやすくなり、カビ・腐食・結露 が増えるため、
1〜2年で目に見える劣化が出るケースがあります。
Q2. 水道を止めたまま放置するとどうなりますか?
排水トラップが乾き、下水臭・害虫の侵入 が発生します。
配管内部の劣化も早まります。
Q3. 管理に行けない場合はどうすればいいですか?
倉敷市・岡山市には 空き家管理サービス があり、
換気・通水・草刈りなどを代行できます。
Q4. 売却前に電気・水道を再開するのは遅いですか?
遅くありませんが、止めていた期間の劣化は戻りません。
売却を考えるなら、止めない方が結果的に得です。



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