◇不動産相続コラム◇【倉敷市】相続した家の名義が「祖父母のまま」の時の解決法
初回更新日:2026年2月26日
最新更新日:2026年6月22日
「実家の名義、実はおじいちゃんのままなんです……」 「相続登記を急がないと罰せられるんですか?」
倉敷では、こうしたご不安の声を本当に多く耳にします。
長く大切にされてきたお住まいほど、 相続人が増え、手続きが複雑になってしまうのは自然なことです。
でも、「どこから手をつければいいか分からない」と 一人で抱え込む必要はありません。
● 契約行為ができるのは“現在の所有者”だけ
不動産の売買契約は、登記上の所有者が行う必要があります。
祖父母が亡くなっている場合は、まず現在の相続人へ名義を整えることが必要です。
● 相続人が増えるほど手続きが複雑に
相続を長期間放置すると、2世代・3世代と相続人が広がり、 会ったことのない親族と連絡を取らなければならないケースも珍しくありません。
親戚が多いからこそ、早めに状況を整理しておきたい」 現場でお話を伺うと、皆さまが共通して感じている点です。
2. まず確認すべき「相続関係」と戸籍の集め方
● 相続人を確定するために戸籍を確認
祖父母の出生から死亡までの戸籍をそろえることで、 「誰が相続人か」が明確になります。
兄弟姉妹が多い世代では、相続人が一気に増えることもあります。
● 不動産会社ができること
戸籍の収集や登記書類の作成は、 不動産会社では行えない業務 です。
ただし、
・どの書類が必要になるのか
・どんな順番で進めるとスムーズか
・どの専門家に相談すべきか
といった “手続きの道筋を整理するサポート” は可能です。
● 登記申請は誰ができる?
法律上、相続登記の申請を行えるのは
・相続人ご本人
・司法書士
のいずれかに限られています。
不動産会社は登記申請を行うことはできませんが、 必要に応じて「どの専門家に相談すべきか」をご案内し、 スムーズに進めるための橋渡し役を担っています。
3. 名義整理までの一般的な流れ
1.相続人全員で遺産分割の話し合い
2.遺産分割協議書の作成(必要に応じて専門家へ相談)
3.相続登記の申請(相続人本人または司法書士が担当)
4.売却・解体・活用の検討へ進む
2024年から相続登記が義務化されたこともあり、 「名義を整えておく」ことが資産を守る第一歩になります。
4. 倉敷市でよくある“名義が古いまま”の相談例
・祖父母→父母→自分と2世代放置してしまった
・親戚が倉敷だけでなく全国に散らばっている
・一部の相続人と連絡がつかない
・実家が農地や旧家で、相続人が多い
倉敷には代々続くお家や農地が多く、 こうしたご相談は本当に多く寄せられます。
5. 話し合いがまとまらないときの選択肢
意見がまとまらない場合でも、 家庭裁判所の調停や相続財産管理人制度など、 前に進むための制度はいくつもあります。
「親族同士だからこそ、第三者が入ることで落ち着く」 そんなケースも少なくありません。
不動産会社としては、 状況に応じて “どの専門家に相談すべきか” を整理し、 迷わず進めるようお手伝いしています。
6. まとめ
名義が古いままの不動産は、 早めに状況を整理するほどご家族の負担が軽くなります。
私たちは単に家を売るだけでなく、 「倉敷のご家族が安心して次の一歩を踏み出せるように」 情報整理や相談の窓口として寄り添いたいと考えています。
「何から話せばいいか分からない」 そんな状態でも大丈夫です。
まずは状況を一緒に整理するところから始めましょう。



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