◇不動産相続コラム2◇〜代襲相続で不動産を受け継いだ若い世代へ〜
「祖父母の家を相続することになった」と聞いて、戸惑った方もいるのではないでしょうか。
実はそれ、代襲相続によるものかもしれません。
代襲相続とは、本来相続するはずだった親がすでに亡くなっていた場合に、その子(つまり孫)が代わりに相続人となる制度です。
突然の知らせに「え、私が?」と驚く方も少なくありません。
🧬 代襲相続って何?
〜制度の基本をわかりやすく〜
- 親が亡くなっていた場合:その子(孫)が相続人になる
- 兄弟姉妹が亡くなっていた場合:その子(甥姪)が相続人になる
- 再代襲もあり得る:孫も亡くなっていれば、ひ孫が相続することも
代襲相続は、法定相続人の「代わりに」権利と義務を引き継ぐ制度です。つまり、不動産も、税金も、手続きも、すべて自分の責任になるということ。
🏚 思い出のない家、でも放置は危険
代襲相続で受け継いだ家は、住んだこともなく、思い出もないことが多いです。
だからこそ「とりあえずそのままにしておこう」となりがちですが、それが後々大きな負担になることも。
放置によるリスク:
- 建物の劣化と資産価値の低下
- 固定資産税や維持費の継続的な負担
- 特定空き家に認定されると税額が最大6倍に
- 近隣トラブル(雑草、害虫、倒壊など)
「知らなかった」「誰も教えてくれなかった」では済まされないのが不動産の相続です。
⚖️ 法改正で登記義務化
代襲相続人も2024年から、相続登記は義務化されました。
代襲相続人も例外ではなく、以下のような対応が求められます
- 相続登記の申請:期限内に行わないと過料の対象に
- 遺産分割協議:他の相続人と話し合いが必要な場合も
- 相続税の申告・納付:不動産の評価額によっては課税対象に
「若いから」「関係が薄いから」といって、放置してしまうと、法的なトラブルに発展する可能性もあります。
💡 売却という選択肢——資産を未来に活かす
代襲相続で受け継いだ不動産は、売却することで以下のようなメリットがあります:
- 維持費や管理の負担から解放される
- 資産価値があるうちに現金化できる
- 売却資金を自分のライフプランに活用できる
- 空き家が新しい住まいとして再生される
「自分には縁のない家」と感じるなら、売却は合理的で前向きな選択です。
思い出がなくても、責任はある——だからこそ、資産として活かす道を考えてみませんか?
📝 売却までの流れとサポート
当社では、代襲相続による不動産売却も多数サポートしています。以下の流れで安心して進められます:
- 無料査定・相談:相続状況を確認し、適正価格をご提示
- 登記・手続きサポート:司法書士と連携し、登記や協議をサポート
- 売却戦略のご提案:地域の市場に合わせた販売方法をご案内
- 契約・引き渡し:売主様の負担を最小限に、スムーズな取引を実現
📞 まずは一度ご相談ください
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代襲相続で受け継いだ不動産も、放置せずに活かすことで、未来につながる選択ができます。
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