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◇不動産相続コラム◇倉敷市の空き家維持にかかる費用はどれくらい?

初回更新日:2026年5月9日

空き家についてのご相談では、

「まだ売るかどうかは決めていないけれど、維持にどれくらいかかっているのかだけ知りたい」

という声をよくいただきます。

事情はご家庭ごとに違いますし、急いで結論を出す必要もありません。

ここでは、空き家を持ち続けるうえで“どんな負担が静かに積み重なっているのか”を整理してみます。

 

※税率など制度部分は倉敷市・総務省の公表資料をもとに記載しています。
※費用の金額は倉敷市内の事例や一般的な相場を参考にした目安です。

 

1. 固定資産税・都市計画税

 

まず目に入りやすいのが税金です。

 

・固定資産税:年間 数万円〜十数万円

 

・都市計画税:固定資産税の0.3%(倉敷市)

 

建物が残っていることで軽減が効いているケースも多く、

解体を考える際は、この軽減がどう変わるのかを一度確認しておくと安心です。

 

2. 年に数回の帰省・交通費

県外にお住まいの方からは、

「維持費より、帰省の交通費のほうが正直こたえる」

という声もよく聞きます。

 

・1回の帰省:1〜3万円前後

・年3回なら:3〜9万円

 

掃除や通気は短時間で済んでも、“行くためのコスト”は確実に積み重なります。

 

 

3. 草刈り・庭木の手入れ

 

外回りは、放置すると近隣への影響が出やすい部分です。

  • 草刈り:1階 1〜3万円
  • 庭木剪定:1〜5万円(規模による)
  • 年2回なら:2〜16万円

ご自身で行う場合でも、道具・時間・移動の負担は避けられません。

4. 建物の劣化対策(最低限)

 

人が住んでいない家は、どうしても劣化が早く進みます。

・雨漏り補修:数万円〜数十万円

・シロアリ対策:10〜20万円

・台風後の点検:0〜数万円

 

“壊れてから直す”より、 “壊れないように最低限の点検をしておく”ほうが、

結果的に負担が軽くなることもあります。

 

5. 合計すると、年間の維持負担は?

これらを積み上げていくと、

年間 10〜30万円前後になるケースが多い印象です。

もちろん、建物の状態や距離によって変わりますが、

「売る・売らないを決める前に知っておきたい数字」としては十分な目安になります。

 

まとめ

空き家の維持負担は、 大きな出費が一度に来るというより、 小さな負担が静かに積み重なっていく そんな性質があります。

結論を急ぐ必要はありません。

まずは「今どれくらい負担がかかっているのか」を知っておくことで、 これからの選択が少しだけしやすくなります。

「うちの場合はどれくらいになるんだろう」 そんな軽い気持ちでのご相談でも大丈夫です。

状況を整理するお手伝いができれば幸いです。

 

 

 

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