◇不動産コラム◇2026年度税制改正|住宅ローン控除はどう変わる?中古住宅優遇・面積要件緩和・省エネ基準のポイントを解説
初回更新日:2026年3月24日
2026年度(令和8年度)の税制改正大綱が閣議決定され、
住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)が大きく見直されました。
今回の改正は、
- 中古住宅(既存住宅)の優遇拡大
- 床面積要件の緩和(40㎡以上)
- 省エネ性能の高い住宅の優遇強化
- 災害リスクの高い地域の新築は対象外へ(令和10年以降)
といった内容が盛り込まれており、
「新築より中古が有利」 という流れがさらに強まる改正です。
この記事では、国土交通省の発表内容をもとに、制度の一般論としてわかりやすく解説します。
🔍【1】住宅ローン控除の適用期間が5年間延長
2026年1月1日~2030年12月31日(国交省発表)
これにより、今後5年間は住宅ローン控除が利用できます。
🔍【2】中古住宅(既存住宅)の優遇が拡大
国土交通省の発表では、
省エネ性能の高い既存住宅の借入限度額が引き上げられ、控除期間も13年間に拡充 と明記されています。
✔ 中古住宅の優遇内容
- 借入限度額がアップ
- 子育て世帯・若者夫婦世帯はさらに上乗せ
- 控除期間は最大13年間に統一
👉 中古住宅の購入がより有利になる改正 と言えます。
🔍【3】床面積要件が「40㎡以上」に緩和
国交省資料では、
床面積要件を40㎡以上に緩和し、既存住宅にも適用 とされています。
ただし、
- 合計所得1,000万円超
- 子育て世帯等の上乗せ措置を利用する場合
は 50㎡以上 が必要。
🔍【4】省エネ性能の高い住宅がより優遇される
2026年度以降は、省エネ性能が高いほど借入限度額が大きくなる仕組み に変更されます。
優遇される順番(国交省発表)
- 認定住宅(長期優良住宅・低炭素住宅など)
- ZEH水準省エネ住宅
- 省エネ基準適合住宅
- その他の住宅(対象外になるケースあり)
🔍【5】災害リスクの高い地域の新築は対象外へ(令和10年以降)
国土交通省の発表では、令和10年以降に入居する場合、災害レッドゾーンの新築住宅は控除対象外 とされています。
対象外となる区域
- 土砂災害特別警戒区域
- 地すべり防止区域
- 急傾斜地崩壊危険区域
- 浸水被害防止区域 など
👉 安全性の高い立地を選ぶことがより重要に。
🏡【不動産会社としてのポイント】
✔ 中古住宅の需要が増える
優遇拡大により、
「中古住宅を買いたい」という相談が増える可能性が高い。
✔ 40㎡台の物件が売りやすくなる
これまで対象外だった小さめの住宅も、条件次第で控除対象に。
✔ 省エネ性能の説明が必須に
買主は「どの区分に該当するか」を気にするため、
- 認定住宅
- ZEH
- 省エネ基準適合
の違いを説明できると信頼度が上がる。
✔ 災害リスクの説明責任が強まる
レッドゾーンの新築は控除対象外になるため、
立地説明がより重要に。
うちの家は住宅ローン控除の対象になるの?」と感じた方へ。
床面積・省エネ性能・所得要件・立地(レッドゾーン)など、
条件によって適用可否が大きく変わります。
図面だけでは判断できない項目も多いため、まずはお気軽にご相談ください。
倉敷市・児島エリアは、古い住宅地や細い道路が多く、
中古住宅の需要が今後さらに高まる地域です。
「対象になるかだけ知りたい」という簡単な確認でも大丈夫です。
真由が丁寧に調査し、わかりやすくご説明します。
📚【出典(公的機関のみ)】
- 国土交通省|住宅ローン減税等の延長・拡充が閣議決定(令和8年度税制改正)
※今回の内容は、国会で関連税制法が成立することが前提とされています(国交省発表より)。



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