◇不動産コラム◇【2023年施行】盛土規制法を簡単に解説|倉敷市での確認方法と不動産取引の注意点
初回更新日:2026年3月10日
〜土地の安全を守るための新しいルールをわかりやすく解説〜
宅地造成及び特定盛土等規制法(盛土規制法)は、盛土が大雨などで崩れて被害が出ないようにするための全国共通ルールです。
2021年の熱海市の土石流災害をきっかけに見直され、2023年から新しい仕組みが始まりました。
これまで宅地が中心だった規制が、山林や農地なども含めて“危険な盛土を広くチェックできる”制度に変わっています。
■ 盛土規制法のポイントをまとめると
● 危険な盛土を事前に防ぐ仕組み
盛土が崩れると下流の住宅地などに被害が及ぶおそれがある場所では、盛土を行う際に
- 事前の許可
- 工事中の報告
- 完了検査
が必要になります。
● 盛土をした後の管理も義務に
盛土を行った土地は、所有者が安全に維持管理する責任があります。必要に応じて行政が改善を求めることもあります。
■ 倉敷市ではどうやって確認するの?
倉敷市でも、盛土による災害を防ぐために岡山県が「盛土規制区域」を指定しています。
土地を検討する際は、その土地が規制区域に入っているかどうかを個別に確認することが大切です。
● 倉敷市での確認方法
規制区域の確認は、次の方法で行えます。
- 岡山県が公開している「盛土規制区域図」
- 倉敷市 建築指導課の窓口での確認
- 不動産会社による物件調査(重要事項説明でも説明される項目)
区域図は随時更新されるため、最新の情報を確認することが大切です。
■ 不動産を購入するときのポイント
規制区域に該当する場合、
- 造成計画に許可が必要
- 建築スケジュールに影響する可能性
があります。
建築ができなくなるわけではありませんが、安全性を確保するための手続きが増えるイメージです。
不動産会社では、物件調査の際に必ずこの法律の該当有無を確認し、重要事項説明でも買主様へ説明する項目となっています。
■ まとめ
盛土規制法は、
- 盛土による災害を防ぐための全国共通ルール
- 宅地以外の土地も幅広く対象
- 許可・検査・維持管理の仕組みが強化
された、近年の不動産取引でとても重要な法律です。
倉敷市でも規制区域が指定されているため、土地購入時には「規制区域に該当するかどうか」を確認することが安心につながります。
📚 出典
-
国土交通省「宅地造成及び特定盛土等規制法について」
-
岡山県「盛土規制区域図」
-
倉敷市 建築指導課 公開情報



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