◇不動産コラム◇家族と揉めて不動産を放置している方へ|相続登記義務化で動き出すための状況整理
初回更新日:2026年3月28日
■ はじめに
「家族と揉めていて、もう話したくない」
「不動産のことは気になっているけれど、どうしても手がつけられない」
倉敷市でも、こうしたご相談は以前からありましたが、
2024年の相続登記義務化 をきっかけに、“放置できなくなって調べ始める人” が一気に増えています。
事情はそれぞれであり、誰かが悪いわけではなく、ただ状況が複雑になっているだけです。
■ 1. なぜ今「放置できない人」が増えているのか
● 相続登記が義務化された
2024年から、相続で不動産を取得したら3年以内に登記が必要 になりました。
放置すると、
・罰則の可能性
・手続きがさらに複雑化
・名義が増えて収拾がつかなくなる
といった問題が起きやすくなります。
● 家族と揉めていると、手続きが止まりやすい
・連絡したくない
・話し合いができない
・相続人が多い
・感情的に距離を置きたい
こうした状況があると、相続登記が進まない → 不動産が放置されるという流れになりがちです。
■ 2. 放置すると起きやすい問題
・固定資産税の負担が続く
・建物の老朽化
・空き家としてのリスク
・相続が重なり名義人が増える
・相続登記の義務化で“後回しにできない”状況になる
特に相続が重なると、「誰とも話が進まない」状態 になりやすいです。
■ 3. 不動産会社としてできること
・不動産の状況確認
・名義や相続状況の整理
・相続登記が必要かどうかの一般的な案内
・専門家(司法書士)への橋渡し
・売却の流れの説明
・相談者のペースに合わせた進行
※相続登記の手続きそのものは司法書士の領域です
萬屋としては、“できることだけを淡々と整える” という姿勢を大切にしています。
■ 4. まずは「不動産の状態」だけを整理するという選択
家族と揉めていると、不動産のことを考えるだけで気持ちが重くなるものです。
だからこそ、感情と手続きを分けて考える ことが大切です。
・名義は誰か
・相続登記は必要か
・建物の状態
・固定資産税の状況
・共有者の人数
これらが整理されると、「何ができて、何ができないか」が自然と見えてきます。
■ まとめ
家族と揉めていても、不動産のことはゆっくり整えて大丈夫です。
相続登記の義務化で、「そろそろ向き合わないといけないのかもしれない」
そう感じる方が増えているのも自然な流れです。
今ある状況をひとつずつ確認していくだけで、進むべき道は静かに見えてきます。
焦らず、無理をせず、できるところから整えていけば十分です。



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