不動産コラム~空き家の行政代執行~
先日、夕方のニュースで代執行による解体のニュースを見ました。
他県での行政代執行の解体は何度かニュースで見ていましたが
倉敷市で行政代執行での空き家解体は初だそうです。
倉敷市で倒壊の危険性がある特定空き家は約100軒あるとの事。
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特定空き家とは下記ような物件を指します。
◇倒壊等著しく保安上危険となる恐れがある状態
◇著しく衛生上有害となるおそれのある状態
◇適切な管理が行われないことにより著しく景観を損なっている状態
◇その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態
特定空き家に指定されると固定資産税の住宅用地特例の対象から除外されてしまいます。
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倉敷市の今回の物件は法定相続人全員が数年前に相続放棄した物件との事
それ以上の詳細な内容や坪数、細かい立地などは夕方のニュースではわかりませんでしたが
倉敷市でも人気のあるエリアでした。
※追記 借地に建てられていた空き家との追加情報がありました。
ご興味がある方は、『倉敷市 特定空き家 ニュース』で検索を!
県外に出た後、戻る予定の無いの実家正直、処分にも管理にも困りますよね。
ちなみに相続放棄するのも労力がかかります。
県外に住んでる場合は、被相続人の戸籍謄本などの取り寄せを行うか取りに行き様々な書類を手に入れたら
被相続人の住民票がある地域の家裁に出向くもしくは
郵送でやり取り〜etc。これがまた、かなりの時間と労力を要します…。
不要になった空き家は早めに
不動産会社などに活用と売却の相談をしてみてください。
(株)萬屋はお客様に寄り添ったご提案をいたします。