不動産コラム~媒介契約から売買契約までの流れ(不動産会社)~
媒介契約を結んでから売買契約完了までのざっくりとした流れです。
物件やお客様の状況により異なる場合がございます。あくまで一般的な流れとして参考にしてください。
1. 不動産媒介契約の締結
- 契約の種類の選択: 一般媒介、専任媒介、専属専任媒介など、不動産会社との契約形態を選択します。
- 契約内容の確認: 契約期間、仲介手数料、キャンセル条件など、契約の詳細を確認し、双方が合意します。
2. 市役所にて物件調査
- 土地・建物の登記状況の確認: 登記簿謄本を取得し、土地や建物の登記情報の正確性を確認します。
- 法令上の制限の確認: 市役所や関連機関で、都市計画、建築基準法、道路法など、物件に適用される法令上の制限を確認します。
- ハザードマップの確認: 地域のハザードマップを参照し、洪水や土砂災害などのリスク情報を確認します。
3. 水道局での調査
- 水道接続状況の確認: 水道局に問い合わせて、物件の水道接続状況や使用状況、未払い料金の有無などを確認します。
- 供給設備の確認: 給水管や排水設備など、水道関連の設備状況について調査します。
4. 物件情報の収集と確認
- 物件詳細の収集: 物件の詳細情報(面積、間取り、設備、築年数など)を収集します。
- 必要書類の準備: 登記簿謄本、固定資産税評価証明書、エネルギー性能表示書など、販売に必要な書類を準備します。
5. 物件の価格設定
- 市場分析: 近隣の類似物件の販売価格や成約価格を参考に、市場分析を行います。
- 価格設定: 物件の状態、市場状況、売却期間の希望などを考慮して、販売価格を設定します。
6. 間取り図の作成
- 建築時の図面は寸法などが入っておりポータルサイトなどでは見づらい為、間取り作成ソフトなどでポータル向けの間取り図を作成します。
7. 広告・宣伝活動の準備・宣伝開始
・インターネット、新聞、不動産情報誌など、利用する広告媒体を選定し、どのように物件を宣伝するかの計画を立案します。
オンラインプラットフォームやSNSを活用することも考えられます。
8. 購入希望者との交渉
- 購入希望者からの問い合わせ対応: 物件に関心を持った購入希望者からの問い合わせに迅速かつ丁寧に対応します。物件の詳細説明や購入条件についての交渉が含まれます。
- 価格交渉: 購入希望者が見つかった場合、価格や引渡し条件について交渉を行います。双方が納得する条件で合意に達することが目標です。
10. 契約と引渡し
- 売買契約の締結: 購入希望者との間で売買契約を締結します。契約内容には、物件の価格、支払い条件、引渡し日などが明記されます。
- 引渡しと支払いの完了: 契約に基づき、物件の引渡しと代金の支払いを行います。これにより、物件の売買が正式に完了します。
各ステップは物件の特性や市場状況に応じて適宜調整が必要です。
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