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◇不動産コラム◇【倉敷市・児島】空き家が“気づかないうちに増えている”理由を整理する

初回更新日:2026年4月12日

 

倉敷市が公表している空家等対策計画では、

 

“空き家が増えている傾向のあるエリア”として、児島の一部が挙げられています。

 

市全体の空き家数も過去最多となり、郊外部では相続後にそのままになっている家が増えている状況です。
(出典:倉敷市「空家等対策計画」)

ここでは、児島で空き家が増えやすい背景を整理していきます。

 

 

■ 1)高齢化が進み、家を守る人が減っている

 

児島エリアは倉敷市の中でも高齢化が進んでいます。
親世代が暮らしていた家を、子世帯が市外・県外で生活しているケースも多く、
「実家に戻る予定がない」 という状況が生まれやすい地域です。

その結果、住む人がいなくなった家が空き家へ移行しやすくなります。

 

 

■ 2)“母屋+離れ”の住宅が多く、管理の負担が大きい

 

児島の古い住宅地には、母屋・離れ・納屋・倉庫 といった複数棟構成の家が多くあります。

建物が複数あると、

 

・草木の手入れ

 

・雨漏りの確認

 

・換気

 

など、管理の手間が増えます。

遠方の家族にとっては、「管理しきれない」
という感覚が生まれやすく、空き家化につながりやすい構造です。

 

■ 3)海風と湿気で“傷みやすい地域性”がある

 

児島は海に近く、湿気や潮風の影響を受けやすい地域です。

そのため、

・外壁の劣化

・木部の傷み

・カビ

・サッシの腐食

 

などが進みやすく、「気づいたら傷んでいる」という状態が起きやすいのが特徴です。

家が傷むと、「どこから手をつければいいのか」と迷いやすく、結果として空き家のまま時間が経つことがあります。

 

■ 4)相続後、“とりあえずそのまま”になりやすい

 

倉敷市の空家等対策計画でも、相続後にそのまま放置される家が増えている と指摘されています。
(出典:倉敷市「空家等対策計画」)

相続は気持ちの整理が必要な出来事です。
すぐに売る・片付ける・解体するという判断ができなくても不思議ではありません。

そのため、「今はまだ決められない」という状態が続き、空き家が増えていきます。

 

■ 5)行政の調査でも“児島の一部は空き家増加エリア”と明記

 

倉敷市の公式資料では、空き家が増えている傾向のある地域として、児島の一部が挙げられています。
(出典:倉敷市「空家等対策計画」)

人口動態、住宅の築年数、相続後の放置、管理の難しさなど、
複数の要因が重なっているためです。

 

■ まとめ:空き家が増えるのは“地域の構造”によるもの

児島で空き家が増えているのは、
誰かが悪いわけでも、怠けているわけでもありません。

 

・高齢化

・家族の距離

・住宅の構造

・地域の気候

・相続のタイミング

 

こうした要素が重なって生まれる、地域特有の流れです。

もし、「実家のことが気になってきた」「そろそろ整理したほうがいいのかな」
と感じることがあれば、結論を急ぐ必要はありません。

倉敷市・児島エリアの空き家や相続の相談は、萬屋でもお受けしています。

 

 

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