◇不動産相続コラム◇家を残すことが“負担”になる現代|親が今すべき生前整理とは
初回更新日:2026年9月18日
生前整理で家を売却する人が増えている理由**
かつては「家は資産」「子どもに残すのが親の務め」という価値観が当たり前でした。
しかし現代は、家を残すことが 子どもへの負担 になるケースが増えています。
そのため、 生前整理で家を売却し、子どもに“家を残さない相続”を選ぶ家庭も増えています。
① 家の価値は“場所による時代”になった
昔はどこに家を持っても資産になりました。 しかし今は違います。
・都市部 → 資産価値が維持されやすい
・地方 → 下落しやすく売れにくい
・郊外 → 修繕費のほうが高くつくことも
・山林・原野 → ほぼ売れない
・実家の地域 → 子どもが戻らない
つまり、
家の価値は「場所による」。 場所によっては“持つだけで負担”になる。
② 固定資産税より“管理責任”のほうが重い
家や土地を持つと、税金より厄介なのが 管理責任。
・草木の管理
・倒木・崩落の危険
・不法投棄
・近隣トラブル
・老朽化による修繕義務
これらはすべて 所有者の責任。税金が安くても、 管理責任は重いまま。
③ 子どもはすでに自分の生活基盤を持っている
今の子ども世代(40〜50代)は、
・すでに持ち家がある
・仕事の都合で地元に戻らない
・親の家を使う予定がない
つまり、 親の家を引き継ぐ理由がない。「家を残してもらっても困る」という声が増えている。
④ 相続すると“負動産”が突然のしかかる
家を残すと、子どもは相続のタイミングで 突然その家の管理責任を背負うことになる。
しかも相続放棄の期限は 3か月。
家の状態を確認する前に期限が来てしまい、 気づけば 負動産を相続していた というケースが増えている。
⑤ 生前整理で家を売却することが“子どもへの優しさ”になる
今の相続の現場では、
家を残す=愛情 ではなく 家を片付けておく=最大の優しさ
という価値観に変わっています。
理由は明確。
・子どもは家を必要としていない
・管理責任が重い
・売れない家が増えている
・空き家リスクが高い
・相続判断が難しい
だから、 生前整理で家を売却する家庭が増えている。
🌿 まとめ|「家を残さない相続」は子どもを守る選択
現代は、 家を持つことが資産ではなく リスク になる時代。
子どものために家を残すより、 家を整理しておくことが子どもを守る選択 になっています。
住まいるエージェント(株)萬屋では、 こうした「生前整理での売却」の相談が増えています。



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