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萬屋スタッフがやってみた【固定資産税評価証明書編】

初回更新日:2026年4月17日

 

🌱注意書き

萬屋スタッフが親族の相続の事情があって手続きをする機会があり、どこまで自分で出来るのか試してみた体験記

その経験をもとに流れを整理しています

同じ方法を推奨するものではありません。むしろ大変すぎて勧められないです。

状況によって必要な手続きや負担は大きく変わるため、あくまで一例としてご覧ください。

 

 

◆固定資産税評価証明書の取得

 

戸籍集めがひと段落したあと祖父の住所地の市役所を訪れ

相続登記の準備として 固定資産税評価証明書 を取得することにしました。

この時点で、親族から預かっていた 固定資産税の納税通知書が2部 があり

そこに書かれた地番を見て 「土地のおおまかな位置・筆数は把握している」 と思い込んでいました。

実際には、 近県とはいえ遠方で、現地を見たことのない土地が多数あります。

 

■ 封筒が2部あった理由

 

親族から渡された封筒には、 別々の固定資産税の納税通知書 が入っていました。

中身を見ると、

 

  • 所有者 と書かれた通知書

 

  • 納税義務者(現所有者) と書かれた通知書

 

この2種類でした。

この時点で私は、 「曾祖父名義の土地が混ざっているな」 ということには気づいており

祖父名義と曾祖父名義の土地が両方あるので、登記が大変だな。 と感じていました。

そのため、 とりあえず先に相続関係説明図を作成する祖父の方から始める という進め方は決めていました。

■ 市役所で評価証明書を取得しようとした「ここで」起きたこと

 

祖父の住所地の市役所で、 「相続の関係で固定資産税評価証明書を取得したい」と窓口でお話しし

調べてもらった ここで、私の予想外の事実が判明します。

 

窓口の方が少し驚いた様子で、

 

「○○さんちょっとよろしいでしょうか?非課税の土地で、おじい様が納税義務者(現所有者)として登録されている土地が、他にもいくつかあります。これも合わせて出しますか?」

 

と言われましたこれには本当に驚きました。

■ 非課税の土地は、家族も気づいていないことが多い

 

あとで親族に確認したところ、 誰もその土地の存在を知らなかった とのこと。

理由として考えられるのは、

 

・非課税のため通知書が届かない

 

・相続登記が長年されていない

 

・誰も管理していなかった

 

こうした状況が重なり、 祖父自身も“筆数までは”気づいていなかった可能性が高い と感じました。

 

■ 6代前の名義の土地まで出てきた

 

評価証明書をまとめて取得した段階では、 「かなり昔の名義だな…」という程度の認識でした。

追加で戸籍(除籍・改製原戸籍)を取得して確認したところ、 その“所有者”が6代前にあたる人物だと判明しました。

六代前と分かった瞬間、 遠い目をして「黒船が来た頃かな…関係者の数は・・・」と現実から一時離脱しました。

そして筆数が多かったため、 想定外の手数料 にも驚かされました。

 

 

■ なぜ“誰も知らない土地”が生まれたのか

 

私は地方の山あいの過疎地域で育ち、昔は家族が山を切り開いて農業をしていたと聞いていました。

しかし 親の世代が子どもの頃に、学校や生活の便を考えて山を下り、町へ移り住んだ そうです。

その後、山の土地は使われなくなり、 家族の記憶からも少しずつ薄れていきました。

 

私が見てきたのは 移住後に取得した土地だけ で、 山に残っていた昔の土地は「話に聞いたことがある」程度。

そのため、 山に土地があった記憶はあっても、何筆残っているのかまでは誰も把握していなかった のです。

こうした背景が重なり、 「今生きている家族の誰も知らない土地」 が生まれてしまいました。

 

 

■ 納税通知書だけでは分からないこと

 

今回の経験で強く感じたのは、 納税通知書だけでは土地の全体像は分からない ということです。

 

  • 納税通知書の名義=登記上の所有者ではない

 

  • 非課税の土地は通知が来ないため、存在に気づかない

 

  • 評価証明書を取得すると、隠れていた土地が一気に表に出る

 

  • 相続登記が未了だと、数世代前の名義が残っていることもある

 

相続登記を進めるうえで、

「まずは評価証明書で所有者と筆数を確認し、必要に応じて戸籍で世代を遡る」

というステップは欠かせないと実感しました。

 

◆この時点で感じた事◆

 

相続登記が義務化された理由が、ようやく自分ごととして見えてきました。

正直、「これは……」という気持ちは強かったです。

全国で同じような土地が増えている現実をリアルに体感しました。

 

 

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