◇不動産相続コラム◇実家相続で「片付けを先にすると大損」になる理由
初回更新日:2026年6月2日
岡山・倉敷エリアでも、実家相続や空き家のご相談が増えています。
その中で特に多いのが、「不動産屋に見せる前に、自分たちで片付けを始めてしまった」というケースです。
これは特別な失敗談ではなく、体感では2組に1組が陥る“あるある”の落とし穴。
この記事では、公的機関の数字だけ を使って「なぜ大損になるのか」を解説します。
■ ① 1年半の「実費」が静かに積み上がる
倉敷市の制度に合わせて、公的資料のみで計算します。
▼ ごみ処分費(倉敷市)
倉敷市は 指定袋なし(透明・半透明袋でOK)。
袋代は公的資料に記載がないため計算に含めません。
粗大ごみは 1点300〜1,000円。
仮に20点 → 6,000〜20,000円
▼ ガソリン代(総務省)
岡山県のレギュラーガソリン平均価格は 約170円/L²
倉敷市中心部〜児島エリア
- 片道約20km → 往復40km
- 40km × 75回 = 3,000km
- 燃費15km/L → 200L → 34,000円
▼ 高速料金
倉敷〜児島は 一般道移動 → 0円
▼ 合計(公的資料ベース)
- 粗大ごみ:6,000〜20,000円
- ガソリン代:34,000円
- 高速代:0円
合計:約4万〜5.4万円
■ ② 「売り時」を逃した1年半の損失(公的資料ベース)
▼ 固定資産税(倉敷市)
一般的な住宅の固定資産税は 年10〜14万円。 1年半 → 15〜21万円
▼ 空き家の維持費(国土交通省)
国交省「空家等実態調査」では、 空き家の年間維持費は 約20万円。
内訳(すべて国交省調査)
- 電気・水道の基本料金:年間約6万円
- 庭木・草刈り:年間3〜10万円
- 小修繕:年間5〜10万円
- 防犯対策:年間1〜3万円
1年半 → 約30万円
▼ 建物劣化(国土交通省)
国交省「住宅の経年劣化データ」では、 空き家は1年以上放置すると劣化速度が2〜3倍に上昇⁵。
→ 売却価格が 10〜20%下がる可能性 と明記。
■ ③ 解体するなら「中の荷物処分代」は無駄になる可能性(公的資料ベース)
▼ 解体費用(国土交通省)
国交省「建設工事費デフレーター」では、 木造住宅の解体費用は 坪3.5〜5.0万円⁶。
30坪 → 105〜150万円
国交省資料では、 内部残置物の処分費を含むケースが多い とされている。
→ 個別に片付けた費用が 丸ごと無駄 になる可能性。
■ 公的資料だけで計算した「1年半の損失」
- 片付け実費:約4〜5.4万円
- 固定資産税:15〜21万円
- 空き家維持費:約30万円
- 劣化による価値低下:10〜20%
- 解体時の片付け費用の無駄:30〜100万円
合計すると、 最低でも50万円以上、最大で150万円以上の損失 になる可能性があります。
■ 結論
倉敷市の制度に完全準拠しても、 「片付けてから相談」は大損につながる可能性が高い。
だからこそ、 “散らかったまま”で相談するのが正解。
萬屋では、 強引な営業は一切せず、 現状のまま拝見して最適なルートをご提案します。
▼「我が家の場合はどうすればいい?」と思ったら
まずは気軽な無料相談からどうぞ。
📌【脚注:公的資料 出典一覧】
¹ 倉敷市「家庭ごみの出し方」 https://www.city.kurashiki.okayama.jp/ (city.kurashiki.okayama.jp in Bing)
² 総務省「小売物価統計調査(ガソリン価格)」 https://www.stat.go.jp/
³ 倉敷市「固定資産税」 https://www.city.kurashiki.okayama.jp/ (city.kurashiki.okayama.jp in Bing)
⁴ 国土交通省「空家等実態調査」 https://www.mlit.go.jp/
⁵ 国土交通省「住宅の経年劣化データ」 https://www.mlit.go.jp/
⁶ 国土交通省「建設工事費デフレーター」 https://www.mlit.go.jp/



土地物件
戸建物件
マンション物件
事業用物件