◇不動産コラム◇倉敷市の空き家管理は“生活に+α”が重すぎる|実家の処分はプロに任せませんか
初回更新日:2026年5月25日
倉敷市では、相続や転居をきっかけに 「実家が空き家のまま数年経ってしまった」 という相談が増えています。
空き家の問題というと、
・建物の劣化
・草木の繁茂
・近隣トラブル
・固定資産税の負担
こうした“目に見えるリスク”が注目されがちです。
しかし実際には、もっと手前の段階で多くの方が動けなくなっています。
その理由はとてもシンプルで、 “通常の生活に+αが乗るだけで負担が跳ね上がる” からです。
■ ① 空き家管理は“年4〜6回の追加タスク”(国交省推奨)
国土交通省のガイドラインでは、空き家の適切な管理は 年4〜6回 が推奨されています。
・通気・通水
・草木の確認
・郵便物のチェック
・外回りの点検
一つひとつは小さな作業でも、 通常の生活に+αで追加されるだけで負担は急増 します。
「やらなきゃ」と思いながら、 頭の片隅に残り続けるのも地味にしんどいものです。
■ ② 県外在住だと“1回の管理で丸1日”(平均移動3.7時間)
総務省の調査では、空き家所有者の 36%が別市区町村・別都道府県に居住。
移動時間は平均 3.7時間。 つまり、 1階の管理で往復4〜6時間+作業時間 が必要です。
通常の生活に 「丸1日の遠征」という+α が乗るだけで、 心理的負担は一気に大きくなります。
■ ③ 維持費は年間12〜18万円(生活費に+α)
空き家の維持費は、
・固定資産税
・草刈り費用
・火災保険
・光熱費の基本料金
これらを合計すると 年間12〜18万円。
生活費に “毎年10万円以上の+α” が乗るだけで、 家計の圧迫感は確実に増えます。
■ ④ 片付けは30〜80時間(配偶者の実家は+αで倍)
遺品整理・片付けの調査では、一般家庭の片付けに必要な時間は 30〜80時間。
配偶者の実家の場合は、
・判断しづらい
・勝手に捨てられない
・夫婦で意見が割れやすい
このため、 通常の2倍以上の時間という“+αの負担” が発生しやすいのが現実です。
■ ⑤ “自分の実家ではない”と行動が40%遅れる(心理的距離という+α)
行動科学の研究では、 「自分の所有物ではないもの」への行動開始は平均40%遅れる とされています。
配偶者の実家はまさにこれ。
・判断しづらい
・気を遣う
・触れにくい
結果として、 通常生活+αの負担が“心理的に2倍”に感じられる のは自然なことです。
■ ⑥ たとえば——もしあなたが“受験生の親”だとしたら
もっと身近な例で言うと、 もしあなたが受験生の親だとします。
・塾代
・模試代
・受験料
・進学後の学費の見通し
ただでさえ、 「子どもにどれくらいお金がかかるだろう」 という心配が頭の中にある。
その状態で、
・相続登記の費用
・実家の固定資産税
・草刈り代
・交通費
・火災保険
・片付け費用
こうした “実家のための+αの出費” が重なると、 心理的にも金銭的にも負担は一気に跳ね上がります。
これは誰でも同じで、 “通常の生活に+αが積み重なるだけで、人は動けなくなる” という、ごく自然な反応です。
せめて“実家の処分”だけでも、不動産屋に任せませんか
空き家管理が進まないのは、 無関心でも、意志が弱いわけでもありません。
ただ単に、 通常の生活に“年4〜6回の遠征・年間10万円以上の維持費・数十時間の片付け”という+αが積み重なるだけ。
だからこそ、 全部を自分で抱え込む必要はありません。
草刈りや通気はできる範囲で、 でも “実家をどうするか”という大きな判断だけは、不動産屋に任せる。
それだけで、 生活の中に積み重なっていた+αがすっと軽くなることがあります。
倉敷市でも、 「もっと早く相談すればよかった」という声は本当に多いです。
状況がまとまっていなくても大丈夫なので、 気になることがあれば、いつでも相談してみてください。



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